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【就活】志望動機が超大切な理由

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今日から就活系の記事も書いていこうと思います。第一回は「志望動機」について。

「志望動機」というと、就活生は昔から大っ嫌いなわけです。まともに書けなくて苦しむ生徒が後を絶たず、ついには悪口(自己防衛)を言い出します。

「志望動機なんて不要だよ。能力があれば受かる!」
「志望動機なんかを聞く会社がカス!古い日本企業か!」
「世界では志望動機なんて聞かれないよ?日本は遅れている!」

本当にそうでしょうか?僕は、就活生はしっかり志望動機を答えられる状態にしておくべきだと思います。以下、「志望動機は大切だからちゃんと書こう!」と思ってもらえることを目指し書いていきます。

 

志望動機は必要ないか?いやいや超大切です

冒頭の「志望動機は不要、聞いてくる企業はカスだ」論について、確かにこれはキャッチーで魅力的ですよね。志望動機が書けない、分からない、辛い、書きたくない。そんな就活生のニーズを見事に捉えた上手い言葉だと思います。

でも、甘い言葉はただの虚言。多くの場合、根本的な課題解決(内定、さらに言えば幸せな人生)には繋がりません。僕は皆さんに、厳しさも含めて向き合って、人生を豊かにしてほしいです。

確かに、これらは一部の学生や企業には当てはまると思いますよ。圧倒的なコミュ力、地頭、オーラ、実績のある学生が目の前に現れたら、「とりあえず入社してくれ!」と思うかもしれない。また、育成の意志がなく、流動的な職場環境の「即戦力」として雇いたい企業にとっては、どうでもいいでしょう。(そう、「志望動機」ってのは、職場・仕事・成長へのコミットを確かめています

ただ、大部分を占める、新卒一括採用型の日本企業から見れば、「志望動機」って結構大切なんです。僕の所属会社(大手IT)の場合も、2次面接以降は「志望動機」の評価比重を上げています(1次では「次回に期待」として多少甘くすることも多い。)

相手が重視するにも関わらず、ちゃんと答えないのは勿体ない。特に、社会や仕事は「人の役に立つ・人の要望を満たす」ことで動いているので、相手のニーズを無視した行動を取ると、売上は上がらないし、組織の仕事は進みません。つまり「出来ない人」の仲間入りです。仮に、営業職(顧客ニーズを満たし満足度を高めることをミッションとする)志望の人であれば、不適正だと思わざるを得ない。

さらに、困っている人(また、軽視している人)がいるからこそ、明確に差がつくポイントでもあります。言ってみれば狙い目です。

それにも関わらず、困った挙句に手が出ない。虚言に惑わされて対策をしない。僕が採用現場に出ても、こんな子が結構いるんです。本当に惜しいんですよ。

だから、まずは逃げない。採用プロセスにおいて、志望動機の対策は必要だ、と強く意識してください!

本当に大切なこと

(少し脱線します)
今、僕は敢えて変なことを言いました。「志望動機の対策」って言葉は矛盾しています

だってそうでしょう。
入社したいから試験を受け、そこで志望理由を問われる。
そこに特別な対策なんて不要で、心から思うことを述べればいい。
ましてや、「志望理由がない」「書けない」「分からない」なんて悩むことは絶対にありえない

対策といった時点で、ほぼ、志望していないことになる。
そして、志望していない会社にエントリーするとしたら、もっとおかしい話。

だって、自分の働く環境であり仕事ですよ。
行きたいと思わない会社にどうしてエントリーできるのでしょう。
しかも、それで志望理由がなくてまた悩むなんて、びっくりするくらい無駄じゃないですか。

自分の人生なんだから、やりたいことやろうよ!
どこでもいいから内定が欲しい。そんな「就活のための就活」なんてやめませんか?

これが本心。
日本の就活の根本的な問題だと思っている。

でも仕方ない。背に腹は代えられないし、生きていくためには入社するしかない。そんなケースがあることは重々承知です。

だから、「志望動機の対策」をしよう。

「志望動機は不要、聞いてくる企業はカスだ。」論を振りかざせば、確かに格好良く見えるかもしれないけどね。就活に悩み、真面目に取り組もうとするあなたには、きっと必要のない意見。

格好良さより実利(内定)を取りましょう
ここで実利が不要な恵まれた環境であれば、本当に入りたいと思う会社だけを受けましょう。
先程も書いたとおり、僕の本心としては、これが一番言いたいことです。
(以上、脱線終わり!今度別記事でも書こうかな。)

志望動機が何故大切か

何故、志望動機が大切なのか。
それは、採用担当としては志望動機の評価を重視するからです。何事も、相手がどういうニーズとモチベーションで行動するかを考えると良いでしょう。こうしたゲーム理論的な思考は、日常生活に大きく役に立ちます。

企業が志望動機の評価を重視する理由は以下です。

①入社後活躍してくれそうだから

それは、志望度合いが強い程、職場・仕事へのコミットが強く、その学生の成長や、会社の業績へのメリットが大きいと判断できるからです。

会社は、ボランティアで採用活動をしているわけではありません。あくまで、会社の業績を向上させるための仕事としてやっています。そのためには、「活躍する社員」を採らねばなりません。

「活躍する社員」とは、色んな属性があるので、ここに一言では書けません。ただ、職場や仕事にコミットし、苦しく大変な時期も直向に努力を続け、力を付けながら打開していけるか、という点は非常に大切です。そして、こうした仕事への熱意と成長へのドライブになるのは、仕事や会社を楽しめるか、愛せるかという部分だと思います。

だから、採用では「目の前の学生が、自社の仕事や職場を楽しみ、愛してくれそうか。」ということを大変重視します。志望動機なんて、これをそのまま聞いている。ガクチカだって、モチベーションの源泉を通じて、同じことを聞いているわけです。夢もね。

②内定後のキャンセル確率が低そうだから

これは実に現実的な話です。
当たり前ですが、「内定出してキャンセルされること」は採用にとって物凄く痛い。物凄く避けたい。

採用ってコスト(実費も、時間も)掛かっているんですよ。特に、絶対入れたいと思った学生に対しては、じゃぶじゃぶとお金使いますね。お金とは、別に飲食代等に限らず、例えば高給の役員でも連れ出せば、その労務費を使っているに等しいわけです。それが、内定を断られた段階で、全ての努力とお金が水の泡。想像するだけで大変。

また、内定後のキャンセルを見込むと、本当の採用予定数よりも、多くの学生に内定を出さないといけない。負荷増えまくりですね。

だから、何としても内定受諾率を上げたい。手っ取り早いのは、「入ってくれそうな人に内定を出す」ことです。事実、イケてる学生でも、入ってくれそうになければ、先に進ませません。イケてる学生は、その分コスト掛かりますから。

そして「入ってくれそう」を、一番分かりやすく判断できるのが、志望動機ということです。

③判断しやすい指標だから

最後に「志望動機」は、判断しやすい指標だからです。

というのも、前述の通り「活躍する社員」を採るのが採用のミッションです。一方、その条件の1つである「能力」や「地頭の良さ」を、通常の採用プロセスだけで正確に把握するのは、まず無理です。

転職面接であれば、前職での実績や経験で、多少は測れるかもしれませんが、新卒には、多くの場合それがない。いわゆるガクチカで同等の判断をしようとしても、能力を測れる程の実績話なんて、普通は持っていない

結局、採否判定を決める一番の要素は「成長性」にせざるを得ず、これも前述の通り「志望動機の強さ」に繋がっていくわけです。

そして、この「志望動機の強さ」は、結構判断しやすい。説明会やインターン、OB訪問回数など、具体的な行動実績も見える。ESにも明確に差が出る(本当に志望していなければ、まともなことを書けないから)面接で、熱く真摯な気持ちが溢れるところが見えてしまえば、なおさらなわけです。

まとめ

以上、志望動機を企業が重視する仕組みについてお伝えしました。全然、「必要ない」なんてことはなく、超大事です。

志望動機が強い(強く見える)学生は、将来的な成長と活躍が見込め、採用に掛かる負荷とコストは小さく、それらの判断の精度は高いと信じることができる。
だから、積極的に内定を出す気になれるんです。
だから、ちゃんと対策(★本当は、対策じゃなくて本当に脂肪する企業にエントリーすること)が必要なんです。

これらの「企業側の気持ち」をくめば、どのようなESや面接回答に仕上げるべきかも見えてくると思います。是非、頑張って対策してください!

具体的な内容についての個別相談も可能なので、ご興味あれば、是非お気軽にフォロー&お声がけください。

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以上!